お客様の声をホームページに載せる方法|頼み方と載せるときのルール
「いいお店だね」と言ってもらえることはあっても、それをホームページに載せるとなると、どう頼めばいいのか分からない。そんなふうに感じていませんか。
お客様の声は、お店の人がどれだけ言葉を尽くすよりも、初めての人の背中を押してくれることがあります。ただし、頼み方と載せ方には、守っておきたい決まりがあります。
この記事では、お客様の声が役立つ理由、頼み方と聞き方、載せる前に確かめること、見せ方、気をつけたい決まりを解説します。読み終えるころには、お客様に気持ちよく協力してもらい、安心して載せられる手順が分かります。
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まずはLINEで相談!お客様の声は、初めての人の不安を和らげる
初めてのお店を選ぶとき、人は「自分と似た人が、ここで満足したか」を知りたいと考えます。お客様の声は、その答えになります。
お店の言葉より、お客様の言葉が届くことがある
「丁寧に対応します」とお店が書くより、「最初の相談から丁寧に話を聞いてもらえました」とお客様が書くほうが、読む人には具体的に伝わります。
「自分と似た人」の声が背中を押す
年代や家族の状況、相談した内容が自分と近い人の声があると、読む人は自分に置き換えて考えられます。声を集めるときは、いろいろなお客様に頼むと、読む人が自分に近い声を見つけやすくなります。
声から、お店の強みが見えてくる
集まった声を読むと、お店の人が気づいていなかった強みが見えてくることがあります。よく出てくる言葉は、ホームページの紹介文にも生かせます。
お客様の声の頼み方
頼むタイミングを決める
| 業種 | 頼みやすいタイミング |
|---|---|
| 飲食店・カフェ | 何度か来てくれている常連のお客様に、会計のとき |
| 美容室・サロン | 施術が終わって、仕上がりを喜んでもらえたとき |
| 工務店・外構 | 引き渡しのあと、住み始めて少したってから |
| 教室 | 発表会のあとや、一区切りついたとき |
満足してもらえた直後か、少し時間がたって落ち着いたころが、頼みやすいタイミングです。
聞くことを3つに絞る
自由に書いてもらうと、何を書けばいいか迷わせてしまいます。聞くことを3つに絞ると、答えやすくなり、読む人にも伝わる声になります。
| 聞くこと | 例 |
|---|---|
| 来る前に困っていたこと | 「どこに頼めばいいか分からなかった」 |
| 選んだ決め手 | 「料金がはっきり書いてあった」 |
| 来てみてどうだったか | 「思っていたより気軽に相談できた」 |
書き方を選んでもらう
紙のカードに書いてもらう、フォームに入力してもらう、話を聞いてお店が書き起こして確認してもらう、など、お客様が楽な方法を選べるようにします。
載せる前に確かめること
載せてよいかを、必ず確かめる
お客様の声を載せる前に、ホームページに載せてよいかを確かめます。載せる場所(ホームページ、チラシ、SNSなど)も伝えておきます。
名前の出し方を決めてもらう
| 出し方 | 例 |
|---|---|
| お名前を出さない | 「〇〇市・40代の方」 |
| イニシャル | 「K.Sさん」 |
| ニックネーム | お客様が決めた呼び方 |
| お名前 | お客様が希望した場合だけ |
写真を載せる場合も、顔を出すか、後ろ姿や手元にするかを選んでもらいます。
言葉を変えるときは確認を取る
長い文を短くしたり、言い回しを整えたりするときは、変えたあとの文をお客様に見てもらいます。意味が変わるような書き換えはしません。
お客様の声の見せ方
「どんな人の声か」を添える
声のそばに、年代、地域、利用したサービスなど、どんな人の声かを添えます。読む人が、自分に近い声を探しやすくなります。
写真や、利用したメニューと一緒に見せる
施工事例やメニューのページに、そのお客様の声を並べて載せると、具体的に伝わります。工務店や外構では、施工例とあわせて載せる方法を工務店のホームページは何から作る?で解説しています。
良い声だけを選びすぎない
すべてが褒め言葉ばかりだと、かえって作り物のように見えることがあります。「最初は少し不安だったけれど」のような、正直な声も大切にします。
気をつけたい決まり
効果を約束するように見える声は避ける
「必ず〇〇になります」「誰でも〇〇できます」のように、すべての人に同じ結果が出ると受け取られる書き方は避けます。お客様の声はその人の感想として載せ、「感想には個人差があります」のように添えておくと誤解が減ります。
広告であることを隠した投稿を頼まない
お店がお客様に頼んで、SNSや口コミサイトに投稿してもらうときは、お店が頼んだ投稿であることが分かるようにします。広告であることを隠した表示(ステルスマーケティング)は、2023年10月1日から景品表示法の規制の対象になっています。詳しくは、消費者庁のステルスマーケティングに関する案内で確かめられます。
見返りと引き換えに口コミを頼まない
Googleマップの口コミは、割引や無料の商品などと引き換えに頼むことが禁止されています。口コミの頼み方はGoogleマップの口コミ返信はどう書く?にまとめています。
ほかのサイトの口コミを、そのまま転載しない
予約サイトやグルメサイトの口コミを、ホームページにそのまま載せる前に、そのサイトの利用規約を確かめます。ホームページには、お客様から直接もらった声を載せるのが確実です。
お客様の声についてよくある質問
声が少ないうちは、載せないほうがいいですか
1件からでも載せてかまいません。少ないうちは、トップページではなく、サービスの説明のそばに載せると自然です。集まってきたら、まとめたページを作ります。
声を書いてもらうお礼をしてもいいですか
ホームページに載せる声を書いてもらったお礼をすること自体は、お店の考えで決めてかまいません。ただし、Googleマップなどの口コミについては、見返りと引き換えに頼むことは禁止されています。場所によって決まりが違うので、混ぜないようにします。
匿名の声でも信頼されますか
匿名でも、どんな人の声か(年代、地域、利用したサービス)が添えてあれば、読む人には十分伝わります。
声の文章を、お店で整えてもいいですか
読みやすく整えることはできますが、整えた文をお客様に確認してもらいます。お客様が言っていないことを足したり、意味を変えたりはしません。
まとめ:お客様の声は、許可と決まりを守って載せよう
お客様の声は、初めての人が「自分と似た人も満足している」と知るための、大切な材料です。気持ちよく協力してもらうには、頼み方を工夫し、載せる前の確認を欠かさないことが大切です。
手を付ける順番は次のとおりです。
- 頼むタイミングと、聞く3つのことを決める
- 載せる場所と、名前の出し方を確かめる
- 言葉を整えたら、お客様に確認してもらう
- どんな人の声かを添えて、関係するページに載せる
- 効果を約束する書き方や、見返りと引き換えの依頼をしない
一つひとつの声を大切に扱うことが、そのまま、お店の誠実さとして読む人に伝わります。