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工務店のホームページは何から作る?施工事例1件で信頼を伝える書き方

公開日 NOESIS編集部約7分で読めます

完成した木の家の前で、大工さんが家族に家を案内しているイラスト

紹介や地元のつながりで仕事は続いているけれど、「ホームページを見てから相談したい」と言われて、見せられるものがなくて困ったことはありませんか。

工務店のホームページは、会社の説明から作るよりも、施工事例から作るほうが伝わります。家づくりを考えている人が見たいのは、「この会社に頼んだら、どんな家になるか」だからです。

この記事では、最初に施工事例を作る理由、事例1件に入れる中身、事例以外に載せる情報、写真の撮りため方、相談につなげる入口、3ページで作る構成の例を解説します。読み終えるころには、手元にある1件の工事から、ホームページを作り始める手順が分かります。

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工務店のホームページを相談する

工務店のホームページは、施工事例のページから作る

工務店のホームページで最初に作るべきなのは、会社の紹介ではなく施工事例です。家づくりを考えている人は、言葉の説明より、実際に建てた家を見て判断します。

家づくりを考える人は「自分の家だったら」を想像したい

家を建てたり直したりするのは、多くの人にとって何度もない買い物です。だからこそ、「この会社に頼んだら、どんな家になるか」を、できるだけ具体的に想像したいと考えています。

  • 自分の家族と似た暮らしの家を建てたことがあるか
  • どんな相談から、どんな家になったのか
  • 工事のあいだ、どんな人が関わっていたか

事例は、会社の説明よりも伝わる

「丁寧な施工」「お客様第一」といった言葉は、どの会社にも書けます。施工事例には、その会社にしか書けないことが詰まっています。1件の事例が、何行もの会社の説明より信頼につながることがあります。

1件目をていねいに作ると、2件目からの型ができる

最初から事例をたくさん並べる必要はありません。1件をていねいに作ると、写真の撮り方、書く項目、お施主様へのお願いの仕方がそろい、2件目からは同じ型で増やしていけます。

施工事例1件に入れる中身

1件の事例には、次の中身を入れます。

入れる中身書くこと
相談のきっかけどんな困りごとや希望から相談が始まったか
暮らしの様子家族の人数や、暮らし方の要望(出せる範囲で)
工事の内容新築・リフォームの別、主な工事、工期の目安
こだわった所要望にどう応えたか、工夫した点
写真完成後の外観と中、工事中の様子
住んでからの声お施主様のひとこと(許可をもらえた場合)

相談のきっかけと要望

事例の最初に、「子どもが大きくなって部屋が足りなくなった」「冬の寒さをなんとかしたい」のような、相談のきっかけを書きます。同じ悩みを持つ人が、自分のことのように読めるようになります。

完成した家の写真

外観、リビング、キッチン、こだわった場所を、それぞれ1枚以上載せます。写真の下に「家族が集まるリビングは南向きに」のように、ひとことの説明を添えると、写真の意味が伝わります。

工事中の写真

基礎や構造、断熱など、完成すると見えなくなる部分の写真は、工務店の仕事ぶりを伝える材料になります。現場でこまめに撮っておくと、事例を作るときに困りません。

住んでからの声

お施主様に、住み始めてからの感想をひとこともらえると、事例の説得力が増します。お願いの仕方や載せるときの決まりはお客様の声をホームページに載せる方法にまとめています。

施工事例のほかに載せる情報

対応エリアを市町村まで書く

「〇〇市を中心に、〇〇町・〇〇村まで」のように、対応できるエリアを具体的に書きます。エリア外の相談が減り、エリア内の人には「頼める会社だ」と伝わります。

できる工事・得意な工事を書く

新築、リフォーム、外構、修繕など、できる工事を並べます。得意な工事や、受けていない工事がある場合も書いておくと、相談の行き違いが減ります。

会社の情報と許可

会社名、所在地、代表者、創業の年、建設業の許可を受けている場合は許可番号などを載せます。大きな買い物をする人ほど、会社がどこにあって、どんな人がやっているかを確かめます。

家づくりの流れと期間の目安

段階書くこと
相談相談の方法、相談にかかる費用の有無
打ち合わせ・見積もり打ち合わせの回数の目安、見積もりの出し方
工事工期の目安、工事中の連絡の仕方
引き渡し後点検やアフターの対応

流れが分かると、相談するときの心のハードルが下がります。

施工事例の写真の撮りため方

完成写真は晴れた日に、同じ時間帯で撮る

外観の写真は、晴れた日の明るい時間帯に撮ります。家の中は、窓からの光が入る時間帯に、照明もつけて撮ると明るく写ります。

工事中は「見えなくなる所」を撮る

基礎、柱や梁、断熱材、配管など、完成すると見えなくなる所を撮っておきます。撮った写真は、工事ごとにフォルダを分けて保存しておくと、事例を作るときに探しやすくなります。

お施主様の許可を先にもらう

事例として載せてよいか、住所や家族のことをどこまで書いてよいかを、工事の前か引き渡しのときに確認します。写真に表札や車のナンバーが写っていないかも確かめます。

ホームページから相談につなげる入口

相談の種類ごとに入口を分ける

相談の種類入口の例
新築・建て替えの相談相談フォーム、電話
リフォーム・修繕の見積もり写真を送れるフォーム、LINE
見学会・相談会申し込みフォーム、電話

修繕の相談は、困っている場所の写真を送ってもらえると、話が早く進みます。

フォームの項目は少なくする

最初の相談で聞くのは、名前、連絡先、相談の内容、住所の市町村くらいで十分です。項目が多いと、途中でやめてしまう人が増えます。詳しいことは、相談のあとの打ち合わせで聞けば間に合います。

電話の受付時間を書く

現場に出ていて電話に出られない時間がある場合は、受付時間を書き、それ以外はフォームやLINEで受け付けると書いておきます。

公開後に相談を増やす運用

事例を少しずつ足していく

工事が終わるたびに、事例を1件ずつ足していきます。完璧な事例を年に1件より、同じ型の事例を少しずつ増やすほうが、見る人に伝わります。

見学会や相談会のお知らせを出す

見学会や相談会を開くときは、日時と場所、申し込み方法をお知らせに出します。終わった催しのお知らせは下げておきます。

古い情報を残さない

終わったキャンペーンや、変わった連絡先が残っていると、会社が動いていないように見えます。年に一度は全体を見直します。見直しの時期は公開したあとに見直したい、ホームページ更新のタイミングにまとめています。

工務店のホームページの構成の例

小さな工務店なら、3ページから始められます。下の表は構成の例です(NOESISの制作実績ではありません)。

ページ載せる内容
トップ会社のひとこと紹介、施工事例の写真、対応エリア、相談のボタン
施工事例事例1件ごとの相談のきっかけ・工事の内容・こだわり・写真・お施主様の声
会社と家づくり代表者のあいさつ、できる工事、家づくりの流れ、会社の情報と許可、所在地

事例が増えたら、新築とリフォームでページを分けます。

工務店のホームページ制作の費用と進め方

判断の軸は、事例を誰が、どのくらいの頻度で足していくかです。

作り方は3つに分かれる

作り方最初の費用公開後の更新向いている場合
自分で作る(作成サービス)月々の利用料が中心自分で行う事務の担当者が更新を続けられる
制作会社に一括で依頼する制作費をまとめて払う別の契約や都度の費用になることが多い最初の構成づくりから任せたい
月額で制作と保守を任せる初期費用を抑えやすい月の範囲内で頼める事例の追加も任せたい

公開までの流れ

  1. 事例にする工事を1件選び、お施主様の許可をもらう
  2. 事例の写真と、相談のきっかけ・工事の内容を集める
  3. 対応エリア、できる工事、会社の情報をまとめる
  4. 制作して、スマートフォンで確認する
  5. 公開して、名刺やチラシにURLを載せる

先にそろえておくもの

  • 事例にする工事の写真(完成後・工事中)
  • 相談のきっかけ、工事の内容、工期の目安
  • 対応エリア、できる工事
  • 会社の情報(会社名、所在地、代表者、許可番号など)
  • 相談の受け方と、電話の受付時間

NOESISでは、初期費用0円・月額9,800円(税抜)で基本3ページのホームページを作り、公開後の修正を月3回まで承ります。事例の追加も、この回数の中でお任せいただけます。完成イメージは1ページ分を無料でお作りします。

工務店のホームページで、そのまま使える文例

「〇〇」を自分の会社と工事の言葉に置き換えて使ってください。

施工事例の書き出し

「お子さまが小学校に上がるのをきっかけに、『家族が自然と集まれる、明るいリビングがほしい』というご相談をいただきました。〇〇市・木造2階建て・新築・工期約〇か月。」

こだわった所の書き方

「南側の窓を大きくとり、冬でも日中は暖房をつけずに過ごせる時間が増えるよう、断熱と窓の配置を工夫しました。」

体感や効果は、お施主様から聞いた言葉で書き、言い切りすぎないようにします。

お施主様への掲載のお願い

「お引き渡しの記念に、お住まいの写真をホームページの施工事例として掲載させていただけないでしょうか。お名前やご住所は載せず、地域は『〇〇市』までにいたします。写真も、事前にご確認いただいたものだけを使います。」

お願いの文を決めておくと、引き渡しのたびに迷わず声をかけられます。

工務店のホームページ制作でよくある質問

事例がまだ1件しかないのですが、作れますか

作れます。1件でも、相談のきっかけから完成までがていねいに書かれていれば、会社の仕事ぶりは伝わります。公開後に、工事が終わるたびに足していけば十分です。

工事の費用は載せたほうがいいですか

出せる範囲で載せると、相談する人の目安になります。金額を出しにくい場合は、「総額〇〇万円台」のような幅で書くか、費用の決まり方(何で金額が変わるか)を説明します。出さない場合も、見積もりの出し方を書いておきます。

紹介だけで仕事が回っていても、ホームページは必要ですか

紹介された人も、相談の前に会社の名前で調べることが多くあります。そのときに施工事例が見られると、安心して連絡してもらえます。

職人の写真は載せたほうがいいですか

載せられるなら、載せたほうが伝わります。家に誰が来るのか、どんな人が工事をするのかは、お客様が気にすることの一つです。本人の了解を取ってから載せます。

自分で作るのと頼むのでは、どちらがいいですか

事例を足し続ける人がいるかどうかで決まります。迷ったときの考え方はホームページは自分で作るか頼むか?にまとめています。

まとめ:工務店のホームページは施工事例1件から作ろう

工務店のホームページで信頼を伝えるいちばんの近道は、施工事例です。会社の説明より、実際に建てた家と、相談から完成までの物語が、見る人の判断材料になります。

手を付ける順番は次のとおりです。

  1. 事例にする工事を1件選び、お施主様の許可をもらう
  2. 相談のきっかけ、工事の内容、こだわった所を書く
  3. 完成後と工事中の写真をそろえる
  4. 対応エリア、できる工事、会社の情報を載せる
  5. 工事が終わるたびに、同じ型で事例を足していく

1件目の事例ができれば、ホームページの柱ができます。あとは同じ型で、仕事の数だけ育てていけます。

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