雑貨店のホームページ制作|ネットショップより先に作る1ページの中身
「ネットショップも始めたほうがいいのかな」と思いながら、商品の登録や発送の手間を考えて、踏み出せずにいませんか。
小さな雑貨店なら、ネットショップより先に、お店そのものを紹介する1ページを作るのがおすすめです。お店を知った人が「行ってみたい」と思える情報がそろえば、それだけで来店のきっかけになります。
この記事では、ネットショップより先に1ページを作るとよい理由、その1ページに載せる中身、商品の写真のそろえ方、来店と問い合わせにつなげる入口、ネットショップを足すときの考え方を解説します。読み終えるころには、手間をかけすぎずに始められるホームページの形が分かります。
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雑貨店のホームページを相談する雑貨店は、ネットショップより先に「お店の1ページ」を作る
雑貨店の魅力は、品ぞろえと、お店で手に取ったときの楽しさにあります。最初のホームページは、商品を売るためより、お店に来てもらうための1ページとして作ると、無理なく始められます。
ネットショップは、始めてからの手間が大きい
ネットショップを開くと、商品ごとの写真と説明、在庫の管理、注文への返事、梱包と発送が日々の仕事に加わります。一点ものや少量の仕入れが多い雑貨店では、在庫を店頭とネットで合わせるのも手間になります。
「お店に行きたい」と思わせる情報なら、1ページで足りる
お店を知った人が知りたいのは、どんなお店か、どんな物があるか、いつ開いていて、どこにあるかです。これは1ページにまとめられます。
お店の1ページは、ネットショップの土台にもなる
あとでネットショップを始めるときも、お店の紹介や考え方を書いたページは、そのまま使えます。先に作っておいて損はありません。
1ページに載せる中身
上から順に、次の中身を並べます。
| 並べる順番 | 載せる中身 |
|---|---|
| 1. お店のひとこと紹介 | どんな物を、どんな思いで集めているお店か |
| 2. 品ぞろえの写真 | 棚の様子と、代表的な商品のジャンル |
| 3. 営業日と時間 | 営業時間、定休日、不定休ならその知らせ方 |
| 4. お店の場所 | 住所、地図、最寄り駅からの道、駐車場 |
| 5. お知らせと入口 | 入荷のお知らせの場所(SNSなど)、問い合わせの方法 |
お店のひとこと紹介
「暮らしの中で長く使える器と布物を集めたお店です」のように、どんな物を扱っているかが一文で分かる紹介を書きます。続けて、店主が大切にしていることを2〜3行添えます。
品ぞろえは「ジャンル」で見せる
一つひとつの商品を載せる必要はありません。「器」「布物」「キッチン道具」「文具」のように、扱っているジャンルごとに写真を1〜2枚ずつ並べると、どんな物に出会えるお店かが伝わります。
営業日と時間
不定休のお店は、「営業日はInstagramでお知らせしています」のように、どこを見れば分かるかを書きます。
お店の場所
住所と地図に加えて、目印や、入口の写真があると、初めての人も迷いません。
入荷のお知らせの場所
新しい商品の入荷は、更新しやすいSNSで伝え、ホームページにはそのSNSへのリンクを置きます。
商品の写真のそろえ方
背景と光をそろえる
商品の写真は、同じ背景、同じ光でそろえます。白い布や木の板を背景に決め、窓からの光が入る時間帯に撮ると、やわらかく写ります。撮り方のコツはお店の写真をスマホで撮るときの5つのコツにまとめています。
「使っている様子」を1枚入れる
器なら料理を盛った様子、布物なら暮らしの中で使っている様子の写真があると、お客様が自分の暮らしに置き換えて想像できます。
棚の写真でお店の空気を伝える
商品だけでなく、棚に並んでいる様子や、店内の全体の写真を入れると、お店の空気が伝わります。
作家物は、写真の使い方を確かめる
作家さんの作品を扱う場合は、作品の写真をホームページやSNSに載せてよいか、作家さんの名前をどう紹介するかを確かめておきます。
来店と問い合わせにつなげる入口
地図と営業日は、最初の画面の近くに
スマートフォンで開いたとき、営業日と地図のボタンがすぐ見つかる所に置きます。
問い合わせの方法は1つに決める
「この商品はまだありますか」「取り置きはできますか」といった問い合わせを受けるなら、受けやすい方法を1つ決めます。
| 問い合わせの内容 | 入口の例 |
|---|---|
| 在庫や取り置き | Instagramのメッセージ、LINE |
| 贈り物の相談 | LINE、電話 |
| 卸や取材の依頼 | メールやフォーム |
SNSとホームページをつなぐ
SNSのプロフィールにホームページのURLを載せ、ホームページにはSNSへのリンクを置きます。毎日の入荷はSNS、変わらないお店の情報はホームページと分けると、どちらも続けやすくなります。
ネットショップを足すときの考え方
「何を、どのくらい売るか」から決める
ネットショップを足すなら、全部の商品を載せるのではなく、定番の商品や、在庫を管理しやすい商品から始めます。
発送の決まりを先に決める
| 決めておくこと | 理由 |
|---|---|
| 送料 | 商品の値段と一緒に見られる |
| 梱包 | 割れ物や贈り物の包装の手間 |
| 発送までの日数 | お客様が届く日を知りたい |
| 返品・交換 | 決まりがないと、やり取りが長引く |
ホームページからネットショップへつなぐ
ネットショップを始めたら、お店の1ページに「オンラインショップ」の入口を加えます。お店の紹介と考え方は、そのまま1ページに残します。
公開後に来店を増やす運用
季節の品ぞろえの写真を入れ替える
季節で品ぞろえが変わるお店は、ジャンルの写真を季節ごとに入れ替えます。
臨時休業や催しを知らせる
臨時休業、作家さんの展示、イベントは、決まった時点でお知らせします。終わった催しは下げます。
Googleマップの情報をそろえる
営業時間や定休日を変えたら、ホームページとGoogleマップの両方を直します。役割の違いはGoogleマップの店舗情報とホームページ、役割はどう違う?で解説しています。
雑貨店のホームページの構成の例
最初は1ページから始め、必要になったらページを足していきます。下の表は構成の例です(NOESISの制作実績ではありません)。
| 段階 | ページ | 載せる内容 |
|---|---|---|
| 最初 | お店の1ページ | ひとこと紹介、品ぞろえの写真、営業日と時間、場所、お知らせと入口 |
| 次に | お店について | 店主の紹介、扱っている作家さんやブランド、お店の考え方 |
| 必要なら | オンラインショップ | 定番の商品、送料と発送の決まり |
ページ数の考え方はホームページは何ページ必要?で詳しく解説しています。
雑貨店のホームページ制作の費用と進め方
判断の軸は、ネットショップまで含めて誰が更新するかです。
作り方は3つに分かれる
| 作り方 | 最初の費用 | 公開後の更新 | 向いている場合 |
|---|---|---|---|
| 自分で作る(作成サービス) | 月々の利用料が中心 | 自分で行う | 写真や文章の更新に時間を使える |
| 制作会社に一括で依頼する | 制作費をまとめて払う | 別の契約や都度の費用になることが多い | 最初の構成づくりから任せたい |
| 月額で制作と保守を任せる | 初期費用を抑えやすい | 月の範囲内で頼める | 季節の写真の入れ替えも任せたい |
公開までの流れ
- お店のひとこと紹介と、扱っているジャンルを決める
- 棚・商品・使っている様子・入口の写真をそろえる
- 営業日の知らせ方と、問い合わせの入口を決める
- 制作して、スマートフォンで確認する
- 公開して、SNSとGoogleマップにURLを載せる
先にそろえておくもの
- お店のひとこと紹介と、店主が大切にしていること
- ジャンルごとの写真
- 営業時間、定休日、不定休の知らせ方
- 住所、目印、駐車場
- 問い合わせを受ける方法
NOESISでは、初期費用0円・月額9,800円(税抜)で基本3ページのホームページを作り、公開後の修正を月3回まで承ります。季節の写真の入れ替えも、この回数の中でお任せいただけます。完成イメージは1ページ分を無料でお作りします。
雑貨店のホームページで、そのまま使える文例
「〇〇」を自分のお店の言葉に置き換えて使ってください。
お店のひとこと紹介
「暮らしの中で長く使える器と布物を、全国の作り手から集めた小さなお店です。」
不定休の案内
「営業日は不定期です。毎月の営業日は、月初めにInstagramでお知らせしています。」
入荷と在庫の案内
「作家さんの器は、入荷してすぐに売り切れることがあります。在庫のお問い合わせは、Instagramのメッセージでどうぞ。」
贈り物の包装
「贈り物の包装を承ります(無料)。のしが必要な場合は、お会計の際にお知らせください。」
扱っているものと、営業日の知らせ方が分かれば、初めての人も安心してお店に向かえます。
雑貨店のホームページ制作でよくある質問
Instagramがあれば、ホームページはいりませんか
Instagramは、新しい入荷を伝えたり、お店を知ってもらったりするのに向いています。ホームページは、お店の場所や営業日、考え方を、いつでも同じ場所で確かめられるようにするためのものです。両方あると、Instagramで知った人がお店にたどり着きやすくなります。
商品の値段は載せたほうがいいですか
1ページの段階では、全部の商品の値段を載せなくてもかまいません。「器は〇〇円くらいから」のように、だいたいの価格帯を書いておくと、来店の目安になります。
一点ものが多いのですが、写真を載せても大丈夫ですか
大丈夫です。一点ものは「入荷したときの例」として載せ、売り切れていることがあると添えておきます。在庫はSNSやメッセージで確かめてもらう形にします。
ネットショップは、いつ始めればいいですか
「遠くて行けないけれど買いたい」という声が増えてきたときが、一つの目安です。発送の決まりを決められて、続けられる量から始めます。
自分で作るのと頼むのでは、どちらがいいですか
公開後の更新を自分で続けられるかどうかで決まります。迷ったときの考え方はホームページは自分で作るか頼むか?にまとめています。
まとめ:雑貨店のホームページは、お店の1ページから始めよう
雑貨店のホームページは、最初からネットショップにしなくても始められます。お店を知った人が「行ってみたい」と思える1ページがあれば、来店のきっかけになり、あとでネットショップを始めるときの土台にもなります。
手を付ける順番は次のとおりです。
- お店のひとこと紹介を書く
- 扱っているジャンルごとに写真をそろえる
- 営業日の知らせ方と、場所の案内を書く
- 問い合わせの入口を1つに決め、SNSとつなぐ
- 声が増えてきたら、ネットショップを足す
小さく始めて、お店の育ち方に合わせて広げていけば、更新に追われることもありません。