花屋のホームページ制作は何を載せる?予約注文と配達エリアの伝え方を解説
「お祝いの花をお願いしたいんですが、いくらくらいからできますか」「〇〇町まで配達してもらえますか」。こうした電話に、毎回一から答えていませんか。
花屋のお客様の多くは、花の名前ではなく「用途」と「予算」でお店を探しています。ホームページは、それに合わせた選び方と注文の仕方を、先にそろえておく場所です。
この記事では、注文前のお客様が確かめていること、用途と予算で選べる見せ方、予約注文の受け方、配達エリアと料金の書き方、3ページで作る構成の例を解説します。読み終えるころには、電話で聞き取っていることを、ホームページでどう案内すればいいかが分かります。
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花屋のホームページを相談する花屋のお客様は「用途」と「予算」で探している
花を買う理由は、誕生日、開店祝い、お見舞い、お供えなど、用途がはっきりしていることが多くあります。花の種類に詳しくない人でも選べるように、用途と予算から案内するのがホームページの役目です。
花の名前より、「何に使うか」から考えている
お客様の頭の中は、「母の誕生日に、5,000円くらいで、明るい感じの花束」のような形をしています。花の名前から選ぶ人は多くありません。
初めての人は、お店に任せていいか迷っている
「どんな花束になるのか」「イメージと違ったらどうしよう」という不安から、注文をためらう人もいます。予算ごとの作例があると、任せたときの仕上がりを想像できます。
急ぎの注文は「間に合うか」が最優先
お祝いやお供えは、日にちが決まっています。当日の注文に応じられるか、何日前までに頼めばいいかは、真っ先に確かめられる情報です。
注文前のお客様が確かめていること
| 確かめていること | お客様の頭の中 |
|---|---|
| 用途に合うか | 「開店祝いには、どんな花がいい?」 |
| 予算 | 「3,000円だと、どのくらいの大きさ?」 |
| 日にち | 「明日までに間に合う?」 |
| 受け取り方 | 「お店で受け取る?届けてもらえる?」 |
| 支払い | 「前払い?カードは使える?」 |
用途に合う花かどうか
用途ごとに、よく選ばれる花の雰囲気や、気をつけることを書いておくと、お客様は安心して頼めます。お見舞いやお供えなど、選び方に決まりごとがある用途は、お店にお任せいただければ大丈夫、と書き添えます。
予算でどのくらいになるか
「3,000円」「5,000円」「10,000円」など、予算ごとの作例の写真を載せます。同じ予算でも季節で花が変わることを書いておくと、届いたときの行き違いが減ります。
いつまでに頼めば間に合うか
当日の注文を受けるか、受けるなら何時までか、大きなアレンジメントは何日前までか、を書きます。
受け取り方と支払い
お店での受け取り、配達、発送のどれができるか、支払いの方法とタイミングを書きます。
用途と予算で選べる見せ方
用途ごとに入口を作る
トップページに「誕生日・記念日」「開店・開業祝い」「お見舞い」「お供え」のような入口を置き、それぞれのページや説明につなげます。
予算ごとの作例を並べる
| 予算 | 載せる作例の例 |
|---|---|
| 3,000円前後 | 小さな花束、手のひらサイズのアレンジメント |
| 5,000円前後 | 贈り物の定番の大きさの花束 |
| 10,000円以上 | 大きなアレンジメント、スタンド花の相談 |
金額はお店の実際の作例に合わせて書き、「季節によって花の種類が変わります」と添えます。
作例の写真は同じ背景でそろえる
作例の写真は、同じ壁の前、同じ光で撮ると、大きさや色の違いが比べやすくなります。大きさが伝わるように、手を添えたり、物差しになる物と一緒に撮ったりするのも一つの方法です。撮り方のコツはお店の写真をスマホで撮るときの5つのコツにまとめています。
予約注文の受け方
注文で聞くことを先に決めておく
| 聞くこと | 理由 |
|---|---|
| 用途 | 花の選び方が変わる |
| 予算 | 大きさと花の量が決まる |
| 受け取る日と時間 | 作る時間を決める |
| 受け取り方 | お店・配達・発送で準備が変わる |
| 色や雰囲気の希望 | イメージのずれを防ぐ |
| メッセージカード・立札 | 必要なら文面を聞く |
聞くことが決まっていると、電話でもフォームでも、注文の取りこぼしが減ります。
電話・LINE・フォームのどれで受けるか決める
注文の受け方は、お店で受けやすいものを1つ決めて大きく見せます。写真で色の相談をしたい場合は、LINEが使いやすいこともあります。使い分けはLINE公式アカウントとホームページの違いは?で解説しています。
締め切りとキャンセルの決まりを書く
何日前までに頼めばいいか、変更やキャンセルはいつまでできるかを書いておきます。
配達エリアと料金の書き方
配達できる地域を市町村まで書く
「〇〇市内は配達できます」「〇〇町は要相談」のように、地域で書きます。地図の画像で範囲を見せるのも分かりやすい方法です。
配達料と最低金額を書く
配達料がかかる場合は金額を、一定の金額以上で配達を受ける場合はその条件を書きます。配達の時間帯の指定ができるかどうかも書いておきます。
発送する場合の注意を書く
遠方へ発送する場合は、発送できる商品、届くまでの日数、受け取りの注意を書きます。生花は暑い時期や寒い時期に状態が変わりやすいことも、ひとこと添えます。
公開後に注文を増やす運用
季節の行事の前に案内を出す
母の日、敬老の日、お彼岸、年末年始など、花の注文が増える行事の前に、予約の案内を出します。締め切りも一緒に書きます。
作例を少しずつ入れ替える
季節の花で作った作例を、少しずつ足していきます。今の季節の作例があると、お客様は届く花を想像しやすくなります。
営業日の変更をそろえる
行事の前後で営業時間や定休日を変えるときは、ホームページとGoogleマップの両方を直します。
花屋のホームページの構成の例
小さな花屋なら、3ページから始められます。下の表は構成の例です(NOESISの制作実績ではありません)。
| ページ | 載せる内容 |
|---|---|
| トップ | お店のひとこと紹介、用途の入口、季節のお知らせ、営業時間・定休日、注文のボタン |
| ご注文・作例 | 予算ごとの作例、注文で聞くこと、締め切り、配達エリアと料金、支払い方法 |
| お店について・アクセス | 店主の紹介、お店の写真、住所・地図・駐車場 |
花屋のホームページ制作の費用と進め方
判断の軸は、季節の作例や行事の案内を誰が出していくかです。
作り方は3つに分かれる
| 作り方 | 最初の費用 | 公開後の更新 | 向いている場合 |
|---|---|---|---|
| 自分で作る(作成サービス) | 月々の利用料が中心 | 自分で行う | 作例の追加を自分で続けられる |
| 制作会社に一括で依頼する | 制作費をまとめて払う | 別の契約や都度の費用になることが多い | 最初の構成づくりから任せたい |
| 月額で制作と保守を任せる | 初期費用を抑えやすい | 月の範囲内で頼める | 行事の案内や作例の入れ替えも任せたい |
公開までの流れ
- 注文でよく聞かれることを書き出す
- 予算ごとの作例を撮る
- 配達エリア、料金、締め切りを決める
- 制作して、スマートフォンで確認する
- 公開して、SNSとGoogleマップにURLを載せる
先にそろえておくもの
- 用途ごとの説明と、予算ごとの作例の写真
- 注文で聞くことの一覧
- 締め切り、変更・キャンセルの決まり
- 配達エリア、配達料、発送の条件
- 営業時間、定休日、支払い方法
NOESISでは、初期費用0円・月額9,800円(税抜)で基本3ページのホームページを作り、公開後の修正を月3回まで承ります。行事の前の案内や作例の入れ替えも、この回数の中でお任せいただけます。完成イメージは1ページ分を無料でお作りします。
花屋のホームページで、そのまま使える文例
「〇〇」を自分のお店の言葉に置き換えて使ってください。
ご注文の案内
「花束・アレンジメントは〇〇円から承ります。ご注文の際は、①ご用途 ②ご予算 ③お受け取りの日時 ④店頭受け取りか配達か ⑤色やイメージのご希望 をお知らせください。」
締め切り
「当日のご注文は、15時までにご連絡いただければ、できる限りお応えします。開店祝いのスタンド花は、3日前までにご注文ください。」
配達の案内
「〇〇市内は、〇〇円以上のご注文で配達いたします(配達料〇〇円)。配達の時間帯は、午前・午後からお選びいただけます。」
LINEでの返信の文例
「ご注文ありがとうございます。〇月〇日〇時のお受け取りで、5,000円の花束を承りました。季節の花で、明るい色合いにお作りします。」
注文で聞くことを番号つきで書いておくと、電話でもLINEでも、一度のやり取りで注文がまとまりやすくなります。
花屋のホームページ制作でよくある質問
作例の写真がないのですが、作れますか
作れます。まずは予算ごとに1つずつ作例を作って撮れば始められます。注文で作った花束を、お客様の了解を得て撮りためていく方法もあります。
値段は載せたほうがいいですか
予算ごとの作例と一緒に載せたほうが、注文につながりやすくなります。「〇〇円から承ります」のように、受けられる最低の金額も書いておくと、問い合わせが減ります。
ネットで注文を受けたほうがいいですか
お店で受けやすい方法で始めるのがいちばんです。まずは電話やLINEで、注文で聞くことをそろえて受け、注文が増えてきたらフォームを考えます。
配達エリアの外から頼まれたらどうしますか
「エリア外は要相談」と書いておき、相談に応じられる場合だけ受けます。発送で対応できる商品があれば、その案内を載せます。
行事の時期だけ営業時間が変わるのですが
決まった時点で、お知らせに期間と時間をセットで出します。Googleマップの営業時間も、同じ期間で変えておきます。
まとめ:花屋のホームページは「用途と予算」から選べる形で作ろう
花屋のお客様は、花の名前ではなく、用途と予算でお店を探しています。用途の入口、予算ごとの作例、注文の受け方、配達の条件がそろっていれば、花に詳しくない人でも安心して頼めます。
手を付ける順番は次のとおりです。
- 用途ごとの入口を作る
- 予算ごとの作例を撮って並べる
- 注文で聞くことと、締め切りを決める
- 配達エリアと料金、支払い方法を書く
- 行事の前に案内を出し、作例を入れ替える
電話で一から聞き取っていたことが、ホームページで先に伝わるようになれば、注文のやり取りがぐっと楽になります。